一生困らない 女性の資格選び
女性におすすめの仕事に役立つ資格

医療系の資格で女性人気の医療事務

勉強する

資格取得やスキルアップを目的とした通信講座も充実してきました。一つの資格を取るまでには、勉強に必要なテキストや問題集の費用、受検料などがかかりますし、試験勉強に費やす時間も確保しなくてはいけません。どうせなら宝の持ち腐れに終わってしまうものではなく、仕事探しやスキルアップに役立つような一生役に立つようなものがいいですよね。

どんな社会状況でも病気になる人はいなくなりませんし、これから高齢者の人口がさらに増えていくことから、病院を必要とする人の割合は今以上に高くなっていくことが予想されます。患者の数が増えれば病院も労働力を求めますし、医療機関は基本的に不況知らずと言われています。医療機関で働くための資格を持っておくとこれからの時代役に立つはずです。

医療系の資格で女性からの人気が高いものと言えば、医療事務でしょう。主に診療報酬の作成業務を行う仕事で、それ以外では受付や院内の清掃なども行います。座り仕事が体力がない人や体の弱い人でも、問題なく働けます。医療関係の知識がない人でも、一から診療報酬を作る為のスキルを学ぶことができますし、試験の難易度も易しめに設定されています。通信講座なら約4か月程度で検定試験合格までたどり着けるでしょう。試験も在宅で受験することができるので、子育て中の人でもマイペースに学べるのも強みです。無事に医療事務の資格を取った後の、就業サポートがある講座も多いんですよ。

子育て中も役立てやすい調剤薬局事務の資格

パソコンと電卓

病院の受付やレセプトの作成などを行うのが医療事務ですが、調剤薬局事務は調剤薬局でレセプトの作成や受付業務などを担当します。調剤薬局とは病院で発行された処方箋を受け付けている薬局のことです。国の方針で医薬分業が進んでいるので、調剤薬局はこれからも増えていくでしょう。この資格のニーズも高まっていくはずです。資格取得の為に勉強する範囲も、医療事務に比べて少なく、薬剤に関連する範囲だけなので学びやすいのも特徴です。

自分のライフスタイルに合った働き方で取り組むことができるのも、調剤薬局事務の仕事の良さです。子供を送り出して一人になった時間を有効に使うために午前だけ働いたり、残業なしで働くこともできるので、家庭を大事にしつつ家計の為に収入を得たいという女性にぴったりです。一生役に立つ資格なので、結婚する前はフルタイムで調剤薬局で働き、育児がひと段落してからパートタイマーとして復帰するという働き方もできます。

調剤薬局事務は、テキストを使って薬剤に関する知識を身につけ、レセプトの作成の仕方を学んだ後に試験を受けて合格することで資格を得られます。試験は所定の会場まで出向いて受けるものと、在宅受検の二種類です。基本的にテキストを見ながら試験を受けるので、在宅でも会場でも特に違いはありません。小さなお子さんがいる女性や、試験日に会場に行くことが困難な人には在宅試験の存在はありがたいでしょう。年に六回もあるので再挑戦もしやすいですよ。

女性が取っておくべき資格の一つ 介護事務

多数の本

各医療機関の診療報酬を作成するために必要なスキルを身につけることができる資格を、医療事務と言います。女性向けの資格として、学びやすい点もあって非常に人気が高いですよね。医療事務とよく似たものに、介護事務というものがあります。これは介護酬請求業務をメインにした仕事を行うための資格です。

介護事務では、レセプトの作成の為に介護保険制度のことを学びます。介護保険は若いうちにはピンとこない保険制度かもしれませんが、将来親や自分自身が高齢者になった時に必ず必要となるものです。介護報酬業務に就かなくても、これからの自分達の生活の為に学んでおいて損はないでしょう。もちろん、介護業界で働くために長く使える資格が欲しいと考えている人にも役立ちます。日本は超高齢社会に突入しているので、介護サービスを利用する世帯も増加中です。つまり、介護報酬業務の仕事に就いてくれる人が多く求められるようになるということです。

介護事務講座は通学と通信の二通りあります。仕事や育児で通学する時間を持てない場合は、通信講座の方がマイペースで学べます。その通信講座によって受講期間は異なりますが、短いものだと一か月で終わります。通学コースは最短だと三日間で集中的に受検に必要なことを凝縮して学べます。医療関係の資格を取るのが初めてで自信がない場合は、丁寧にゆっくりと教えてくれる講座の方がいいかもしれません。医療事務や調剤薬局ジムを持っている人が、幅を広げるために取るのもいいでしょう。

女性に人気の事務職につながる 日商簿記検定

女性に人気の職種として事務職が挙げられます。比較的体力的に自信がない方でも活躍できますし、年齢を重ねても働き続けていくことを考えると、体に負担のかかりにくい事務の仕事は魅力的です。今後長く社会の中で活躍したいと思う方こそ選ぶ仕事であるということができるでしょう。

しかし、それだけ魅力的な仕事であるために、競争率も高くなってしまっています。就職や転職では狭き門となり、なかなか希望の仕事につくことができないという事もあるものです。特にパソコンの普及により単純な事務作業が必要なくなっていくため、より専門的な能力や経験などが求められていきます。しかし、今の仕事が関係ない仕事であったり、学生さんであったりすると、経験という面をアピールすることは難しくなります。そこで注目したいのが資格取得です。自分なりに勉強をして、試験などをクリアすることで、どのぐらいの力があるかということを示しやすくなるというメリットがあります。

事務職を狙う方がまず取り組んでいきたいのが日商簿記検定です。どのような会社で事務をするにあたっても、お金のやり取りが発生しない職場はありません。当然簿記の知識は必要なものとなります。実際に働きだしても役立つ知識を得られますし、さらに資格があるという事で大きなアピールをすることも可能になります。

事務職への就職や転職を志したら、まず常識を身に着けるつもりで日商簿記検定にチャレンジしてみましょう。

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