働く女性の武器 歯科助手の資格

歯科医院で歯科医や歯科衛生士のサポートや受付、会計業務を担当するスタッフのことを歯科助手と呼びます。この仕事に就くためには、講座を受講して試験に合格しなくてはいけません。一回資格を取ってしまえば、一生有効ですし、全国どの歯科医院で働く際にも通用します。歯科医院は全国に合計で6万か所もあるので、就職先や転職先を探す際にも困ることは少ないでしょう。勤務形態も正社員やアルバイト、パートタイマーなどがあるので、自分の体力や育児に支障のない範囲で働けます。その点では出産後も家庭を大事にしつつ仕事もしたいと思う女性向けの資格だと言えます。もちろん、高収入を狙ってがっつり働くという選択もあります。歯科医院は病院の中でも特に清潔なところが多いですし、予約制のところも多いので混雑で受付業務に苦戦するということも少ないでしょう。

医療事務や調剤薬局事務などの難易度が易しい医療系の資格と大きく異なる点として、診療行為のサポート業務も行わなくてはいけないという点が挙げられます。患者さんに直接かかわるということで不安を感じる人もいるかもしれません。でも、歯科助手のサポート業務はあくまでも器具を渡す程度の簡単な物なので、プレッシャーを感じる必要はないでしょう。

通信講座などを受講し、最後に資格試験を受けて合格すれば歯科助手になれます。試験は在宅でも受けられますし、テキストを見ながら解答するタイプの試験なので安心です。