一生困らない 女性の資格選び
女性におすすめの仕事に役立つ資格

女性ならではの感性が生かせるインテリアコーディネーター

文房具

仕事に家庭にと忙しく充実した毎日を送られている女性の方も多いことでしょう。できれば、今だけではなく将来へ向けた動きも考えていきたいものです。結婚や出産を機に一時的に仕事を離れることも多く、その後どのように働いていくかという事を考えて、必要な力をつけていくという事も考えなくてはならないためです。その点、ずっと働き続けてキャリアを積んでいくことができる男性に比べて不利になってしまう事もあります。だからこそ、積極的に自分の力をつけていき、自分の良さを伸ばしていくことが必要になるのです。

そこで注目したいのが、インテリアコーディネーターの資格です。インテリアに関わること、住まいに関わることは特に女性の感性が活きるところであるということができます。日々の生活の中で感じていることを仕事に活かすことができるという事もありますし、学んだことを自分の生活にそのまま役立てることができる可能性があります。学んだことをさらに広げていくこと、役立てていくことがしやすいといえるのです。女性だからできないことではなく、女性だからこそその細やかさやセンスを生かして活躍していくということができる可能性がある分野といえます。

インテリアコーディネーターの資格を取得しておくことで、転職の際などにもアピールができる武器となってくれます。楽しみながらインテリアコーディネートについての役立つ知識を学び、それを形にしていきましょう。

女性の感性を活かす フードコーディネーター

資格の勉強

フードコーディネーターという職業の名称をよく聞きますが、具体的にどんな仕事なのかよくわからないという人も多いですよね。テレビ番組や雑誌などに登場する料理を美味しくきれいに見せたり、飲食店などの新メニューの開発などに携わります。商品だけではなく飲食店のプロデュースをする人もいますし、仕事の幅もどんどん広がっています。食に関心が高く、美味しい食べ物などの情報に敏感な女性にぴったりな資格といえます。

特定の資格がなくてもこの仕事をすることは可能ですが、NPOの主催する認定試験もあります。3級から1級まであり、最も難易度が低い3級は入門レベルとして多くの人が受験しています。合格者の人数は27500人を突破しました。3級は食に関する基本的な知識などを幅広く身につけることが求められます。試験対策用の講座や過去問題集もあるので、これらを活用していけば合格できるでしょう。

2級はフードコーディネーターの助手として活躍できるレベルの人たちです。コーディネーターとしての基本的な力とセンスが求められます。試験は1次と2次に分けられています。レストランのプロデュースや、イベントやメディアなどについて出題されます。2次試験に不合格でも、翌年からは1次試験は免除される仕組みです。1級はフード業界で働くための高い水準を満たした人として認められます。現場を指揮するリーダーとしての能力がある人として評価されるでしょう。こちらも2次試験まであります。

働く女性のための資格 カラーコーディネーター

図書館で勉強

カラーコーディネーター(カラーアドバイザー・カラーコンサルタント)とは、製品や建築の内装や外観、景観などの色彩・配色の提案をする職業です。

主なフィールドとしては、住宅やホテル・レストランなどのインテリア・内装、ファッション・日用品・雑貨などの商品デザインやディスプレイ、建築・土木景観などの企画に携わります。働く女性がキャリアアップとして求める資格のうち、人気の資格のひとつです。

東京商工会議所主宰による民間の検定試験を受けることで、資格を取得できます。色彩に関する知識が問われ、さらに商業・産業目的に活用する能力を判定するのが主な試験内容です。1〜3級まで用意されており、等級が上がるに従い、試験内容が高度なものへと変化します。

3級の内容は、光と色に関する知識、人間の目にどう見えるのかといった色の基本的な知識や応用力が問われます。

2級は、コーディネーターの存在意義や色彩の歴史、ユーザーとクリエイター両側から見た色彩観、色彩調和論や配色手法の知識・活用能力が問われます。

1級となると、ファッション・商品・環境の3ジャンルの中から選び受験します。それぞれの分野においての色彩の知識や応用力、総合力が求められます。等級が上がれば、それ相応の職・報酬を得られる可能性が上がります。

合格水準は、いずれの級も70%以上の正答が条件となります。合格率は3級が70%、2級が50%、1級が20%となっています。